世界にある全てのスポットへ行くとなると不可能に近いですが、今回は日本各地域から選りすぐりのオススメスポットをご紹介します。地方からそれぞれ一つご紹介しますので近辺の世界遺産に一度足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
近年ではインターネットの普及により写真や情報も容易く手にいれることが出来ますので、実際に目にする前にあらかじめその土地の歴史や情報、注意事項を覚えておくともっと楽しみが広がりますよね。
アクセス方法や各地の世界遺産周辺のホテルや旅館に関する情報もまとめていますので、その土地独特の内容でお楽しみいただけます。
日本の自然遺産では3番目にユネスコ登録された知床は、北海道の東端にあるオホーツク海に面した知床半島と、その沿岸海域が登録対象となっています。
ロシアとの北方領土問題ともなっているこの半島では自然界の動物の生態を観察することができます。冬季は流氷を越えてやってくる動物などが見られ、さまざまな魚類と鳥類も海を横断してやってきます。
大自然を一望できるのはもとより、豊富な魚介類と自然に恵まれているためサケを目当てにヒグマやワシなどの大型動物、エゾシカやキタキツネといった草食動物の生態系が観察できるのも魅力です。近年では観光客による餌付けが問題視されています。本来あるべき姿を崩さないためにも野生動物への餌付けは行わないように注意願いたい。
アクセス 西から国道334号、東から国道335号が通じています。網走バス、斜里バスなどや、定期観光バス、周遊バスあり。
周辺のホテル・旅館 旅館には天然温泉といった設備が多く旅館にもよるがその泉質は塩化物泉が多い。効能は一般適応症。オホーツク海を望むオーシャンビュー、展望レストランを売りにしているホテルなどがあり1人1万円前後から楽しむことが出来る。
青森県の南西部から、秋田県の北西部にかけて連なる白神山地のみどころは、何と言ってもブナの原生林と広大な土地。
人の手がまったく加えられていないのが特徴でその理由はブナの木が利用するにはあまりむかないことから考えられます。朽ち果てた大木がそのままの姿で残っており大自然のすばらしさを物語っています。
白神山地で見られる木はブナの木以外にもカツラ、ハリギリ、アサダなどあり、それらの木々も古くから手を着けられずにそのまま残っているのが特徴です。
屋久島などとともに日本で最初に世界遺産登録されただけあって、その敷地面積は圧巻だ。白神山地は人間が殆ど手を着けていないことから世界遺産登録となりましたが、それゆえ山道などは整備しておらず頂上の絶景を見るには多少の困難を伴うことが予想され、遭難事故や死亡事故の事例もあるほど。
苦労のすえの達成感はこのうえないほどではありますが、装備は持ち物には最善の注意を払ったほうが良いでしょう。気軽に白神山地を満喫したい方は樹齢四百年を超えると言われる「マザーツリー」の鑑賞がおすすめ。案内どおりに進めばおよそ5分でこの巨木を見ることが可能。
周辺のホテル・旅館 白神山地で採れた山の幸をぞんぶんに味わうことの出来るホテルが目立ちます。ホテル内にはゲームコーナー、バーもあり退屈しないでしょう。
日光の社寺とは岐阜県日光市に存在する寺院等の総称で、1999年12月2日にモロッコで開催されたユネスコ世界遺産委員会で文化遺産として登録されました。
建物自体は国の重要文化財、国宝に指定されていて、日光市が管理しています。
日光の社寺には日光東照宮、日光二荒山神社、日光山輪大寺など103棟が登録されています。その中でもオススメなのが日光東照宮。日光東照宮を訪れると様々の動物の装飾が施されていることに気づくはずです。
あの有名な「見ざる、言わざる、聞かざる」といった三匹の猿に会うことができ、徳川家康を守る眠り猫といった貴重な歴史の数々をその目でご覧いただけます。
アクセス 東武日光線、日光駅、JR、定期観光バスといった機関が充実。
周辺のホテル・旅館 日本屈指の観光スポットだけあって様々なニーズに合わせたホテル・旅館がありますので1人1万円前後から自分に一番合った宿泊施設を選ぶことができます。
Last update:2023/5/22